【シラバスに記載した内容(抄)】
・主題と目標
海洋環境を理解するうえで基本となる海洋の運動について,それを決める基礎的な力学のうち重要な概念を理解する.
・内容
海流や海洋中の波動の性質に関して,実際に海洋で起きている現象を対象として,観測やデータ解析の結果,数値シミュレーションの成果などをもとに解説する.
【前半6回と後半6回のおおまかな内容】
・前半(10月5日から11月16日 道田の担当)
海洋環境を理解するうえで不可欠と思われる地球流体力学の概念(地衡流,エクマン吹送流など)について,なるべく数学を使わないで説明し理解を深める
・後半(11月30日から1月18日 藤尾の担当)
海洋における水温・塩分の分布や水塊の成り立ちについて説明し,海洋循環の重要な役割である熱輸送や物質輸送について理解を深める。
【各回の講義内容 予定】
(第1回 10月5日) 資料19-1(pdf)
1 導入
2 日本近海の海流系 世界の海流系
(第2回 10月12日) 資料19-2(pdf)
3 海水の運動方程式
4 地衡流バランス
(第3回 10月19日) 資料19-3(pdf)
5 エクマンの吹送流
6 西岸境界流
(第4回 11月2日) 資料19-4(pdf)
7 力学計算の原理
8 力学計算の実際
9 力学計算によらない力学的海面高
(第5回 11月9日) 資料19-5(pdf)
10 海洋中の波動
(第6回 11月16日)
11 海洋流体力学と社会
(第7回 11月30日) 以後藤尾准教授の担当
(第8回 12月7日)
(第9回 12月12日)
(第10回 12月19日)
(第11回 1月11日)
(第12回 1月18日)